抗かび性試験【JIS L 1921】の詳細な試験情報を公開しました
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衣食住に関わる生活用品等の第三者評価を行う一般財団法人ニッセンケン品質評価センターは、2022年4月20日より新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス性能の評価試験を開始いたしましたので、お知らせいたします。
2019年末より世界中で猛威を振るってきた新型コロナウイルスは、新たな変異株への移行を繰り返しています。今年1月にはWHO(世界保健機構)が「パンデミックの終息にはほど遠い」とする声明を発表し、現在も感染の広がりが続いています。
この間、市場には『抗ウイルス性』を謳う数多くの製品が供給されてきましたが、評価の対象は主にインフルエンザウイルスやネコカリシウイルス等で、試験の際に取扱い上の危険がある新型コロナウイルスは、よりレベルの高い設備が必要となることから、評価ができる試験機関が限られている状況でした。
この度、ニッセンケンでは医学系大学と連携し、新型コロナウイルスを特定しての抗ウイルス性を評価する試験が可能となりました。
評価方法は現在主流となっている、繊維製品の【JIS L1922】【ISO 18184】、プラスチックなど非多孔質製品の【ISO 21702】に基づいた抗ウイルス試験規格に加えて、液剤での評価も可能です。
新型コロナウイルスに対する抗ウイルス性機能は消費者ニーズも高く、今までに多くの企業から評価試験の可否に関するお問い合わせをいただいていました。改めて、この機会にぜひニッセンケンへの試験依頼をご検討ください。
■試験対象
繊維製品、プラスチックなどの非多孔質製品、液剤等。その他、様々な生活用品に対応できます。
■試験方法
JIS L1922 / ISO 18184に準じた方法、ISO 21702に準じた方法。なお、各種規格に基づく応用試験にも対応できますのでご相談ください。
ご希望の方は、ニッセンケン バイオケミカルグループ お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
■一般財団法人ニッセンケン品質評価センター バイオケミカル事業所 バイオケミカルグループ
住所:東京都葛飾区立石4-2-8 TEL:03-5875-7271 FAX:03-5875-6331
SEKマーク 抗菌機能 |
抗菌防臭加工 |
制菌加工 (一般用途) |
制菌加工 (※特定用途) |
SIAAマーク 抗菌機能 |
抗菌加工 |
SEKマーク 抗ウイルス機能 |
抗ウイルス加工 |
SIAAマーク 抗ウイルス機能 |
抗ウイルス加工 |
対象 | 規格番号 | 試験名称 | |
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1 | 細菌 | JIS L1902 | 繊維製品の抗菌性試験方法及び抗菌効果 |
2 | ウイルス | JIS L1922 | 繊維製品の抗ウイルス性試験方法 |
3 | 細菌 | JIS Z2801 | 抗菌加工製品― 抗菌性試験方法・抗菌効果 |
4 | ウイルス | ISO 21702 | Measurement of antiviral activity on plastics and other non-porous surfaces |
JIS L 1902=SEK認証取得申請時 | JIS Z 2801=SIAA認証取得申請時 | |
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適用範囲 | 繊維製品 | プラスチック/金属などの非多孔質 表面 |
試験菌種 | 例)黄色ぶどう球菌 肺炎かん菌 MRSA *取得するマークの基準に従い選択します。 | 黄色ぶどう球菌 大腸菌 |
培養時間 | 18~24時間 | 24時間 |
培養温度 | 37℃ | 35℃ |
菌液の接種 | 0.2mLをしみ込ませる | 0.4mLを表面にのせ、フィルムで均一に広げる |