例年、冬季に需要が高まる衛生・感染症対策製品に関する性能評価試験の相談件数がこの時期に急増し、本年も同様の傾向にあります。このような状況を受け、一般財団法人ニッセンケン品質評価センター(以下 ニッセンケン、理事長:安藤 健)では、製品用途に応じた最適な試験方法のご提案や、量産前の性能確認に関するご相談に対応しています。また、近年は評価試験に加え、実際の試験環境や設備を確認したいというご相談も寄せられており、ラボ見学への関心も高まっています。
冬季商材の需要増に伴い、製品性能データの重要性が高まる
冬季は気温低下と乾燥により、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、ノロウイルス感染症など、呼吸器・消化器系の感染症が増加しやすい時期です。いずれも飛沫感染や接触感染を通じて感染が拡大することが知られているため、マスク・空気清浄機・抗菌加工製品・除菌剤などの衛生関連製品は、需要のピークを迎えます。
近年、量販店や自治体・法人調達の場面で、製品性能を客観的に示すエビデンスが重視される傾向が強まっていることに伴い、機能性データの重要性が増しています。メーカー各社でも、量産前の製品性能確認や市場投入前の品質保証として第三者試験機関のデータを活用する動きが広がっており、ニッセンケンにも冬季商材に関するご相談が例年より早い時期から寄せられています。

冬季商材で多く利用される微生物と試験目的
ニッセンケンでは感染症に関連する細菌・ウイルスを保有しており、それらを用いた抗菌性・抗ウイルス性・除菌性能などの評価試験が可能です。冬季に相談が増える製品と主な微生物は以下のとおりです。
| 製品例 | 対応可能な試験菌 | 主な試験目的 |
| ▪マスク・フィルター・空気清浄機などの感染症対策製品 ▪抗菌・抗ウイルス加工を施した繊維製品・衣料・不織布 ▪家電・日用品などのプラスチック・樹脂製品 ▪除菌液・スプレー・コーティング剤などの液剤 | ▪インフルエンザウイルス ▪ネコカリシウイルス (ノロウイルス代替) ▪新型コロナウイルス ▪肺炎マイコプラズマ ▪大腸菌O-157 ▪サルモネラ | ▪抗ウイルス・抗菌性能の立証 ▪衛生性能の確認 ▪加工効果の有効性確認 ▪販促・調達条件への対応 ▪量販店・ECでの差別化 ▪法人向け提案資料など |
試験体制の充実とラボ公開による情報提供
ニッセンケンでは、JIS・ISOなどの規格試験から、製品特性に合わせたアレンジ試験まで幅広く対応しており、対象微生物や試験条件のご相談対応、開発段階の試験計画支援も行っています。取得したデータは販促資料や品質証明にご活用いただけます。
また、評価試験をご検討の企業様向けに、試験設備や実際の環境をご覧いただけるラボ見学も実施しています。実際の試験室をご覧いただくことで、試験内容の理解が深まり、製品開発やエビデンス取得の具体的なイメージをお持ちいただけます。
「どの試験が適切かわからない」「まずは対象微生物から相談したい」といった初期段階でのご相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
本リリースに関するお問い合わせ先
一般財団法人ニッセンケン品質評価センター ライフ アンド ヘルス事業本部 バイオケミカルグループ
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