冬季は気温が低く、かびの発生リスクは低いと考えられがちですが、加湿器の使用や密閉構造の増加により、冬場であっても製品や素材にかびが発生するケースが見られます。一般財団法人ニッセンケン品質評価センター(以下 ニッセンケン、理事長:安藤 健)では、こうした冬季特有の環境を背景に、「かび抵抗性試験(JIS Z 2911)」に関する相談が寄せられています。
従来の「JIS Z 2911(かび抵抗性試験)」の試験結果は数値によって示されるため、「どの程度かびが発育したのか」を具体的にイメージしにくいという声が寄せられていました。特にECサイトやSNSを通じた情報発信が主流となる中、言葉や数字だけでなく、試験結果を視覚的に示すことが、製品理解やイメージ形成において重要性を増しています。こうした課題を踏まえ、ニッセンケンでは、試験結果を「写真で可視化」することで、数値だけでは伝わりにくい評価内容を分かりやすく示す画像提供サービスも行っています。
▪ 提供画像例
写真左:防かび加工品(判定0)
写真右:未加工品(判定5)
※判定はJIS Z 2911の基準による
その他、培養前・培養途中・培養後など、製品のアピール用途や検証目的に応じて選択いただけます。
JIS Z 2911「かび抵抗性試験」の概要
JIS Z 2911 は、さまざまな素材・材料のかびに対する抵抗性(かびの生えにくさ)を評価する試験です。